発育空隙(はついくくうげき)
development space
乳歯は概ね2歳中盤で生え揃います。その後もあごの骨が成長発育するので、乳歯の歯並びには隙間ができてきますが、これを発育空隙といいます。
将来の永久歯への生え変わりでは、基本的に乳歯よりも大きな永久歯が生えてくるので、乳歯列の時期には隙間が余っていないと、永久歯はでこぼこ(叢生)になって生えることになるので、乳歯列の後半(概ね5歳以降)では、すき間があるのが正常な歯ならびです。
歯科的な用語では、これらの隙間のうち、霊長類独特の場所の隙間を霊長空隙といい、それ以外の隙間を発育空隙といいます。
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