舌側矯正(ぜっそくきょうせい)

lingual orthodontics, lingual appliance

歯列矯正に用いるマルチブラケット装置を、歯の裏側=舌側に装着して行う方法。上下両方とも舌側から治療する場合を「フルリンガル」、装置が目立ちやすい上あごだけを裏側にして、下顎は表側から行う場合を「ハーフリンガル」と言うことが多い。
藤田欣也先生が世界に先駆けて考案した治療方法で、実は日本発の矯正治療技術のひとつ。現在ではSTb, Kurz, インコグニートなどのブラケットや治療システムが有名。
歯科医師にとっては処置しにくい歯の裏側で治療をおこなうことになるが、矯正装置が見えないことが最大の利点。

 

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