結紮(けっさつ)

ligature

もともとは「糸でむすぶこと」を結紮というが、矯正治療では主にアーチワイヤーブラケットからはずれないようにとめる(結ぶ、固定する)ことをいう。
ブラケットアーチワイヤーを使用した歯列矯正では、たわませたアーチワイヤーの発生する力や、またアーチワイヤーをレールにした歯の移動を行ないますが、そのためにはワイヤーがブラケットからはずれないようにとめておく必要があります。
結紮には、直径3mm程度の矯正用の輪ゴム(リングレットO リング)や、太さ0.2〜0.3mmほどの結紮線という専用の針金などを使用します。セルフライゲーションブラケットでは、ブラケットの溝に蓋が閉まるようになっていて、リングレット結紮線などを用いずにアーチワイヤーをとめられるようになっています。

 

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