正常咬合(せいじょうこうごう)

normal occlusion

正しいかみ合わせ、理想的な噛みあわせを表す言葉です。
歯科矯正学においても正常咬合の定義にはいろいろとあり、一概に正しいかみ合わせとは何か、ということを断言するのは難しいですが、基本的事項として、でこぼこ隙間がないこと、奥歯できちんと噛めること、咬んだときに上あごの歯並び全体がが下の歯並びに適度にかぶさっていること、顎を動かすときに早期接触咬頭干渉など邪魔になるかみ合わせがないこと、などが挙げられます。
人によって顎の大きさや歯の大きさ、形、あごの動きなどすべてが異なるので、人によって理想的な歯ならびやかみ合わせも異なります。それぞれの患者さんにとっていちばん良い歯並び・かみ合わせをつくっていくのが矯正治療です。人により異なる、各々にとっての理想的なかみ合わせのことを歯科矯正学では「個性正常咬合」といいます。

 

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