正中離開(せいちゅうりかい)

diastema

上あごの前歯の中央に隙間がある状態のこと。
6〜8歳頃の、上あごの前歯が生え始めた頃では、前歯の間にすき間が空いている歯ならびで正常です。通常はその後、両脇の永久歯が生えてくるにしたがい、徐々に隙間はなくなっていきます。
永久歯がはえ揃ってきてもすき間がなくならない場合があり、そのような「すき間」は不正咬合と考えられます。
不正咬合としての正中離開には様々な原因があります。
・かみ合わせそのものが原因の場合
・上唇の中央のスジ(上唇小帯といいます)が強すぎる場合(上唇小帯強直症)
前歯の間に過剰歯埋伏正中過剰埋伏歯)している場合
・歯の本数が少なかったり、歯の大きさが小さいためにすき間が余っている場合
など。
これらの場合は、正中離開の原因に応じた処置を検討します。

 

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