アデノイド/咽頭扁桃(いんとうへんとう)
adenoid
鼻の奥、口蓋垂の後ろ側にあるリンパ組織のことで、咽頭扁桃ともいう。
小児の時期には大きく、10歳頃を境に、思春期頃には小さくなるのが普通です。しかし大きくなりすぎると鼻詰まりや口呼吸などの原因になります。
耳鼻科的な疾患ですが、アデノイドの肥大に起因する口呼吸などの習癖は、不正咬合(出っ歯や歯列の狭窄など)の原因であると同時に、不正咬合の状態に成長させる要因になってしまうため、歯科矯正治療における治療や、習癖(癖)の除去と平行して、治療・経過観察する必要があります。
アデノイドは、成長発育とともに小さくなっていくものなので、一般的には通院治療しながらの経過観察となる場合がほとんどですが、状況によっては耳鼻科でアデノイドをとる手術をすることもあります。
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