拡大装置(かくだいそうち)

expansion appliance

歯列の拡大(幅の増加)をおこなう矯正装置。
装置の構造や効果により何種類かに大別できます。目的や状況に応じてこれらのタイプを使い分けます。
固定式のタイプと着脱式(可撤式)のタイプ
ゆっくり数ヶ月かけて拡大するタイプと2〜3週で急速に拡大するタイプ
歯列の拡大が必要な原因や治療目標、複合する不正咬合の要因、患者さんの協力度などを考慮して装置を選択・設計します。
ゆっくりと臼歯(奥歯)を外側に動かす方法(緩徐拡大)とは、半年〜1年以上の長期にわたって奥歯を外側に傾斜させる方法ということになりますし、歯のはえている根元の骨ごと拡大(急速拡大)するには、10歳代のうちに、短期に集中して強い力で拡大をおこなう必要があります。これらの目的にあわせ、不正咬合の症状や治療目標、患者さんの年齢などによりさまざまな形状・設計の拡大装置が存在します。

 

当サイトのサイト内検索はyahooの検索エンジンを利用しています。そのため、矯正用語の追加・修正・編集の直後はインデックスされていない場合もありますので、サイト内検索ではお探しの矯正用語が見つからない場合には、五十音順の登録単語一覧から探してみてください。