正中口蓋縫合(せいちゅうこうがいほうごう)

median palatine suture

口蓋(硬口蓋)の中央の骨の縫合部。正確には左右の上顎骨の口蓋突起の接合部。
上あごの内側の真ん中にある骨の継ぎ目のこと。
上あごの骨のあちこちは、「縫合」という「継ぎ目」でつながっています。上あごの内側(お口の中)の真ん中にも継ぎ目があり、この部分を正中口蓋縫合といいます。
正中口蓋縫合は10歳代の前半までは完全に骨化せず、柔軟な状態になっています。そのため、この時期の範囲内では急速拡大装置の使用により歯槽骨ごと歯列の幅を拡大することができます。

 

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