自費診療(じひしんりょう)
self-pay
自費診療とは、健康保険と異なり医院・病院がそれぞれの独自に治療費用の設定を行うもののことをいいます。自由診療と表記されることもあります。
健康保険を適用する治療では、適用となる疾病、治療方法、費用、治療に使用できる薬剤等まで定められていますが、自費診療ではこれらの制約をうけないため、より高度な医療や審美的な治療を医師や歯科医師の判断でおこなうことが可能です。
日本の健康保険制度では、手術の併用が必要な場合(=外科矯正)などを除き、矯正治療のほとんどが健康保険の適用外なので、自費診療での治療となります。
矯正治療は、治療期間が長期にわたり通院回数が多いこと、治療費が高額なこと、患者さんの不正咬合の状態や年齢、成長発育段階により使用する装置や治療方針が異なることなど、矯正治療独特の治療の進め方は、患者さんにとって理解が難しい面があると思います。治療の進行にともなう料金の発生のしかたもそれぞれの矯正歯科によって独特な場合が多く、非常にややこしいです。(参考までに、いくら自由に費用を設定できるといっても、同じ地域の矯正専門医での費用を総額で比較すると、概ね似たような、常識的な範囲の料金の場合が多いです。)
矯正専門医であれば、矯正治療に関する治療時期、期間、方法などとともに、費用などについてもきちんと説明がありますので、じっくりとご相談されるようにしてください。
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