Le Fort I型骨切り術（るふぉー １がたこつきりじゅつ）

Le Fort I osteotomy

外科矯正で上顎骨におこなう手術方法のひとつ。上顎の歯槽突起全体の位置を手術で変える方法。Le Fortの分類（ルフォーの分類）はもともと顎顔面の骨折の分類であるが、手術で骨を分割するラインが、骨折の際の骨折線と近似することから、ルフォー分類を用いて顎切り術での分割部位を示している。
下顎前突の外科矯正で上顎を前方に移動するためにおこなう場合をはじめ、上顎前突での上顎歯列の後方移動、開咬、左右の臼歯の高さが異なる左右非対称の外科矯正など、様々なタイプの骨格性 不正咬合でおこなわれます。
下顎のみの手術を行った場合とくらべて入院期間は長くなることが多いようです。上顎骨の手術が必要かどうかは、検査結果を分析して総合的に判断します。

 

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