成人矯正(せいじんきょうせい)

adult orthodontics

大人の矯正治療・歯列矯正をまとめて成人矯正といいます。
成人の歯列矯正は審美目的で受診される方が多いですが、ほかにも、歯周病の治療に矯正治療を併用したり、入れ歯やブリッジなどの補綴処置をより良い条件でおこなうための歯列矯正など、様々な状況での歯列矯正も多いです。舌側矯正やインビザラインに代表されるマウスピース矯正など、審美的矯正装置の要求が多いのも成人矯正の特徴です。
子どもの矯正治療と異なる点は、大人はすでに成長発育を終了しているので、基本的に「歯を動かす」ことでのみ、歯並び・かみ合わせの治療する、ということ、また、永久歯が生えてから経過している時間が長いので、虫歯や歯周病にすでに罹患している場合も多く、治療中の審美への要求も高いため、子どもとは違った意味で、それぞれの患者さんにあった治療方針が必要な場合があります。
30年以上前だと、矯正は子どもがするもの、という時代もありましたが、矯正治療は年齢に関わらず可能なものです。矯正治療全体に占める成人の割合は年々増加しているように感じます。

 

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