後戻り（あともどり）

relapse

矯正治療の終了後や、矯正装置の使用をやめた後などに、不正咬合の状態に戻ってしまうこと。
矯正治療で歯ならびや噛みあわせを治した後に、その状態で安定するには相当の時間（期間）がかかります。また、歯ならびやかみ合わせは、舌や唇の力をはじめ、噛む力など、いろいろな要因の影響をうけているため、歯ならびだけ治っても、これらの不正咬合の原因となるものが残っていると、折角治療した歯ならびがずれていく原因になります。
上記の理由から、歯列矯正そのものが終了した後も、リテーナーを使用していただくなど、現状を維持しながら安定していくように保定観察をしていくのが一般的です。
保定観察期間には、リテーナーの使用だけでなく、舌癖や口呼吸、咬唇癖などの習癖をきちんと治し、習慣づけることが重要です。

 

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