アーチレングス ディスクレパンシー

arch length discrepancy

きれいな歯並びに歯をならべるために不足している、または余っているスペースのこと。
単位はミリ(mm)。歯が生えるスペースが不足（アーチレングスディスクレパンシーがマイナス）だとでこぼこ（叢生）となり、隙間が余って（アーチレングスディスクレパンシーがマイナス）いれば、すきっ歯（空隙歯列弓）となります。
スペースが不足している場合には、歯列の幅の拡大など「歯が生える場所」を増やすことでスペース不足を解消できる場合もありますが、拡大だけでは不十分な場合には、歯列矯正の際に永久歯の抜歯が必要になります。
隙間が余っている場合もまた、矯正治療が必要な不正咬合であり、矯正治療で隙間を閉じる必要があります。隙間の原因は、歯の本数が少ない、小さい、などのほか、指しゃぶりや舌の癖が関与していることも多く、その場合には癖をなくすことで正常な歯ならびに誘導しやすくなり、また、矯正治療後の正常咬合が安定しやすくなります。

 

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